菊屋株式会社
おいしいの笑顔をみんなの毎日に。Kikuya

ORIGINAL PRODUCTS

菊屋オリジナル製品

チーズインスナック

成型した生地の中にチーズクリームが入ったひと口サイズのスナック菓子です。小麦粉の生地にもチーズ粉末を練り込み、さらに仕上げにチーズ粉末でコーティング。ひと口でも濃厚なチーズの味わいを楽しむことができます。チーズ好きの方のおやつやお酒のおつまみにぴったりです。

STORY

開発ストーリー

「チーズインスナック」は、女性が手軽に購入しやすいチーズおつまみ菓子をつくりたい」という社内の声から開発がスタート。チーズ好きの方に満足いただけるスナック菓子を目指しました。

クリーム、生地、そして外側の味付けにそれぞれチーズを使用し、この3つの風味をバランス良く仕上げるのに大変苦労しました。原材料の選定から配合量の調整などの試行錯誤を続け、納得できる製品が完成するまで、実に3年の月日を要しました。

ひと口サイズでも濃厚なチーズ味が広がるチーズインスナックは、開発当時は少なかった“お酒のおつまみ系スナック菓子”としてニーズを開拓。特に、コンビニやスーパーで女性が購入しやすいおつまみとして訴求できる製品となりました。サクッと軽い歯触りのパフ生地とクリーミーなチーズのコントラストがクセになり、人気を拡大中です。

クリームイン
スナック

一口サイズに成型した生地の中にクリームが入った新感覚のスナック菓子。生地のサクッとした食感とクリームのなめらかな口溶けのハーモニーが人気を呼んでいます。生地もクリームもお好みのフレーバーでレシピ開発をすることができ、ココアや抹茶など多彩に展開中です。

STORY

開発ストーリー

多様化する消費者のニーズに応えていくことを目指し、菊屋が挑んだのがパフ生地の中にクリームを注入した「クリームインスナック」の開発です。それまで菊屋が得意としてきたのはトウモロコシやえんどう豆といったシンプルな素材を生かすレシピでしたが、クリームインスナックの生地やクリームは複数の原材料を調合してつくる必要があります。新たな製造ラインの構築や原材料の調整、そして、おいしさの向上など様々な試行錯誤がありました。

最もこだわったのは成型した生地とクリームの“相乗効果”です。生地だけ、クリームだけ、とバラバラに考えるのではなく、生地とクリームが一体になった時に生まれるおいしさを重視。クリームだけでは表現しきれない味や香りを生地で補うなど、クリームインスナックだからこそできるレシピを考案しました。

クリームインスナックの魅力は、様々なアレンジができることです。ココア味や抹茶味といったフレーバー選びだけでなく、健康志向に訴求できる素材を取り入れたり、ピロータイプやスティックタイプなど菓子の形状を変えたり、よりオリジナリティのある製品づくりが可能に。付加価値をもたらすスナック菓子としてご注目いただいております。

キャラメルポップコーン

映画館やテーマパークで食べられる“つくりたてのキャラメルポップコーン”のおいしさを再現!機械メーカーと共同開発した専用機械と、菊屋の職人技で他では真似できない食感と風味を生みだしています。

STORY

開発ストーリー

開発のきっかけとなったのは、テーマパークや映画館のキャラメルポップコーンです。目の前で“ポン!ポン!”と弾けたポップコーンにキャラメルソースがかかり、ワクワクとした気持ちでつくりたてを頬張る……その瞬間のおいしさ・楽しさを再現することを目指しました。

まずこだわったのは機械。機械メーカーと試行錯誤を繰り返して共同開発した専用機械を導入し、製造方法や食味の研究も重ね、勉強のため海外視察も行いました。その中で独自のキャラメルポップコーン製法にたどり着いたのです。

濃淡のある飽きのこないキャラメル味をまとわせながら、ポップコーン本来の「パリッ!」とした食感と「香ばしさ」もお楽しみいただけるようになりました。この製法と職人技が融合した、菊屋だけのおいしさとなっています。

えんどう豆スナック

皮と胚芽を除去し、挽き割りにしたえんどう豆のみを使用することで、素材の味を活かしたスナック菓子に仕上げました。えんどう豆本来の味わいと香りをお楽しみいただけるように、うす塩味に仕上げました。お子さまのおやつとして、大人の方のおつまみとして、幅広い人気を集めています。

STORY

開発ストーリー

菊屋の「えんどう豆スナック」が誕生したのは1990年代のこと。膨化(ぼうか)菓子の一種である“パフ”の製造機械を導入するにあたり、新製品の開発を行うこととなりました。当時の菓子業界では大手メーカーが発売した野菜を使った製品が注目を集めており、菊屋でも「野菜が苦手なお子さまでも、野菜のおいしさを感じていただけるスナック菓子を開発しよう」という声が挙がりました。

数ある野菜の中から菊屋が着目したのは“えんどう豆”です。食物繊維やタンパク質など、体にうれしい栄養素が豊富に含まれ、素材そのものの味わいや香りも豊かな野菜です。その魅力を最大限に生かすことを目指してレシピを考案。皮と胚芽を除去して挽き割りにしたえんどう豆100%にこだわり、味付けはシンプルなうす塩味にしました。

開発当初は、一定レベルのおいしさには到達しましたが、“野菜のおいしさを感じられるスナック菓子“を目指していた社員達は、少し物足りなさを感じていました。さらなる素材感を引き出せるように試行錯誤を重ね、生地の食感によって風味の感じ方が変化することを発見!製造機械の微調整を行い、ついにえんどう豆の味と香りがしっかり感じられるスナック菓子が完成したのです。「ふっくら!サクッ!」とした心地良い食感と共に広がる、えんどう豆のうま味、甘み、豊かな香り……これこそが私たちがお伝えしたかった“野菜のおいしさ”です。

ジャイアントコーン

厳選されたトウモロコシを昔ながらの製法で“ポン菓子”にした、創業当時からの定番菓子です。口当たりはサクッと香ばしく、口の中ではふわっと溶けていくような軽やかな食感。こだわりの蜜はあっさりとした甘さにしており、飽きの来ないおいしさを目指しました。

STORY

開発ストーリー

“ポン菓子”と呼ばれる膨化(ぼうか)菓子は、コメやトウモロコシなどの穀物類を原材料に、加熱と加圧、そして一気に減圧を行うことで素材を膨らませてつくられます。この製法は日本では1920年代から広がっていったといわれています。戦中〜戦後は「栄養不足の子ども達に消化の良い食べ物を」という思いから、膨化菓子は定番のおやつとして親しまれるようになりました。

当社が「ジャイアントコーン」を製造するきっかけとなったのは、1960年代に国から割り当てられるトウモロコシの輸入枠をいただいたことでした。輸入したトウモロコシの品質が良かったことから、より多くの方に喜んでいただける製品をつくることはできないかと考え、ポン菓子を製造することとなりました。そして、1967年に当社の前身となる菊屋製菓株式会社を大阪府に創立して事業を開始しました。

製造の際に大きな音が発生することから大阪府での事業継続が難しくなり、1969年にポン菓子製造が盛んに行われていた高知県に本社と工場を移転し、菊屋株式会社として再スタートしました。その後も工場設備拡大に伴う県内移転や、製造環境のさらなるクリーンアップなど変化を続けてきました。昔ながらの製法をしっかり守り、「安心」と「おいしさ」を大切にしています。シンプルな原材料にこだわり、どこか懐かしさのある優しい味わいに仕上げる……たくさんの方に親しまれているお菓子だからこそ、これからも変わらぬ良さを守り続けていきます。